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【無料あり】「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」の感想。予備知識がないと面白さ半減!前作を観てから!【ネタバレなし】

以前から見たいと思っていた映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生をついにNetflixで鑑賞しました! 

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(字幕版)
 

<概要・リード>

 

100点満点中60点

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」<予告編・あらすじ>


映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』特別映像【HD】2016年3月25日公開

 

前作『マン・オブ・スティール』で、地球の危機を救って英雄と崇められるスーパーマンヘンリー・カヴィル)だが、一方でその驚異的な能力を危険視する人々も出現。彼の戦いにより自身の保有するビルを破壊され、大切な人々を失ったブルース・ウェインバットマンベン・アフレック)も怒りを募らせ、スーパーマンの前に立ちふさがる…。

 

予備知識がないと楽しめない?<率直な感想>

まず思ったのは、予備知識がないと結構難しいんじゃないかな?ということ。例えば、クリプトナイトでスーパーマンがなぜ弱くなるとか、他のスーパーヒーローたち、フラッシュ、サイボーグ、ワンダーウーマンの存在とか、前作『マン・オブ・スティール』に登場したゾッド将軍とはいったいなんなのかとか。バットマンに対する世論の捉え方、バットマンの過去や背景とかもろもろ。『マン・オブ・スティール』の続編という位置づけではあるが、もうちょっと、今作から見た人に優しくしてあげてもよかったのではと思った。

 

ワンダーウーマンが唐突すぎる・・・<登場人物紹介>

あと個人的に気になったのはワンダーウーマンの存在。。え?なにもの?って感じでいきなり登場。バットマンとイヤホンから漏れるアルフレッドとの会話をまさかの聴き取れるというウルトラCを披露。まさに悟空とトランクスの会話をピッコロが聞き取れたように。。笑 この唐突感は単発の作品としてみた時にはちと違うかなー。。次作への伏線として登場させたかったんだろうけど、もうちょっと自然な流れでの登場のさせ方は無かったんだろうか。。

 

以下登場人物を紹介する!

 

ブルース・ウェイン / バットマン演 - ベン・アフレック、日本語吹替 - 小原雅人・・・クライムファイターとなった億万長者。20年に渡りゴッサムシティで犯罪者と戦ってきた。今作では長年のバットマンとしての活動により、心身ともに疲弊し追い詰められた往年のヒーローという設定。また、既に相棒であるロビンを失っていることが劇中のコスチュームにより示唆された。『マン・オブ・スティール』でのスーパーマンとゾッド将軍との最終決戦において、自社の社員が大規模な破壊に巻き込まれて死傷する姿を目撃したことから、スーパーマンを人類の脅威と捉え警戒し始める。監督のザック・スナイダーはインタビューで「ベンのバットマンは、ヘンリーのスーパーマンに対して興味深いカウンターバランスとなる。クラーク・ケントよりも年長で賢く、長年戦ってきた結果としてそれなりに傷ついているが、同時に魅力的な大富豪ブルース・ウェインであるという複雑な人物を、ベンなら演じることができるだろう」と語った。

 

クラーク・ケント / スーパーマン演 - ヘンリー・カヴィル、日本語吹替 - 星野貴紀・・・崩壊しつつあった惑星クリプトンから両親によって地球へと送られたクリプトン星人。アメリカ人夫妻の養子となり、地球人として育てられた。メトロポリス(英語版)の守護者を務め、 デイリー・プラネット社(英語版)で記者として働いている。ゾッド将軍との戦いから18か月間、世界を飛び回ってヒーロー活動を続けているが、その力の大きさ故に存在を危険視されている。

 

ロイス・レイン演 - エイミー・アダムス、日本語吹替 - 中村千絵『デイリー・プラネット』新聞の記者でクラーク・ケントの同僚であり恋人[12]。レックス・ルーサーJr.演 - ジェシー・アイゼンバーグ、日本語吹替 - 神谷浩史[14]レックス・コープの社長。監督のザック・スナイダージェシー・アイゼンバーグをルーサー役にキャスティングしたことについて「ジェシーがこの役を演じることで面白さ、ダイナミックさが追求され、キャラクターが予想外の方向へ行くことができる」と説明した[15][16] 。

 

マーサ・ケント演 - ダイアン・レイン、日本語吹替 - 塩田朋子クラーク・ケントの育ての母親[12]。

 

ペリー・ホワイト演 - ローレンス・フィッシュバーン、日本語吹替 - 石塚運昇『デイリー・プラネット』の編集長。クラーク・ケントロイス・レインの上司[12]。

 

ルフレッド・ペニーワース演 - ジェレミー・アイアンズ、日本語吹替 - 金尾哲夫長年にわたりウェイン家に仕える、ブルース・ウェインの執事[16]。ブルースの身の回りの世話からバットケイブの管理、メカニック類の開発、メンテナンスまで行う。

 

ジューン・フィンチ議員演 - ホリー・ハンター、日本語吹替 - 高島雅羅アメリカ合衆国上院議員。スーパーマンの審問で議長を務める。

 

カルヴィン・スワンウィック国防長官演 - ハリー・レニックス、日本語吹替 - 石住昭彦ナイロミの事件で悪評が高まったスーパーマンの汚名をそそごうとするロイスに協力する。

 

ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン演 - ガル・ガドット、日本語吹替 - 甲斐田裕子5000才のアマゾネス族の王女。ゼウスの娘。現代では裕福な企業家を装っている。「真実の投げ縄」の他に片手剣と丸盾を使う。

 

マーシー・グレイブス演 - TAO、日本語吹替 - 矢元亜実レックス・ルーサーの秘書。

 

バリー・アレン / フラッシュ演 - エズラ・ミラー、日本語吹替 - 小林親弘メタヒューマンの調査映像で登場。超高速で移動する。コンビニ強盗に出くわし、その能力で強盗を倒したが、コンビニの監視カメラで姿を捉えられる。

 

アーサー・カリー / アクアマン演 - ジェイソン・モモアメタヒューマンの調査映像で登場。海底人。アトランティスの王子。トンガの太平洋海溝の沈没船の中にいた所をレックス・コープの無人潜水艇のカメラに捉えられる。トライデントで潜水艇を破壊し、水中でソニック・ブームを巻き起こすほどのスピードで泳ぎ去った。

 

ヴィクター・ストーン / サイボーグ演 - レイ・フィッシャー(英語版)[17]メタヒューマンの調査映像で登場。事故により右腕を除く上半身のみになってしまい、彼の父親がマザー・ボックスを用いた実験で蘇生させた。機械化した体を持つ。

 

ティーブ・トレバー演 - クリス・パイン(クレジットなし)メタヒューマンの調査資料で登場。写真でワンダーウーマンの隣に写っていた男性。

 

ジョナサン・ケント演 - ケビン・コスナー、日本語吹替 - 内田直哉クラーク・ケントの育ての父親。故人。詳細は不明であるが、前作で吹き替えを担当した津嘉山正種ケビン・コスナーの専属声優)から声優が変更されている。

 

ウォレス・キーフ演 - スクート・マクネイリー、日本語吹替 - 白石充ウェイン・エンタープライズの社員。メトロポリスでの戦いに巻き込まれ足を切断手術したため、スーパーマンを恨んでいる。

 

ジャネット・クライバーン演 - ジェナ・マローン、日本語吹替 - 不明アルティメット・エディションのみの登場。S.T.A.R.ラボの研究員。ロイスの調査を手助けする。

 

アナトリ・クナイゼフ演 - カラン・マルヴェイ[18]、日本語吹替 - さかき孝輔ロシアのテロリスト。ルーサーに雇われ、クリプトナイトの密輸入やロイスとマーサの誘拐を行う。なお原作ではバットマンの宿敵の一人のKGビーストという人物である。

 

ゾッド将軍 / ドゥームズデイ演 - マイケル・シャノンゾッド将軍としては、スーパーマンとの戦いで死亡した遺体として登場。ルーサーの手で再起動された宇宙船によって、ルーサーの遺伝子を混ぜ込みつつ再構成され、蘇生させられた存在がドゥームズデイである。周囲のエネルギーを吸収して成長し、赤い破壊光線を吐く。また、身体に受けた攻撃に応じて肉体の強度を進化させる。

 

トーマス・ウェイン演 - ジェフリー・ディーン・モーガン、日本語吹替 - 山岸治雄ブルースの父親。路上強盗に遭い、ブルースの目の前で殺害される。

 

マーサ・ウェイン演 - ローレン・コーハンブルースの母親。トーマスと共に殺害される。

Wikipediaより引用)

立場が違えば正義も違う<ストーリーから見る主題>

この作品の一番の見どころはなんといっても正義の在り方ではないだろうか。スーパーマンは前作で地球を救うために戦ったが、結果大勢の人間たちを巻き添えにして殺してしまった。その状態を見ていたバットマン。。という始まり方。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」【見どころ】

申し分ないアクションシーン!

アクションシーンは流石に圧巻。。特にスーパーマンバットマンの戦闘シーンはなかなかに見応え充分!スーパーマンの圧倒的なパワーの前に知恵や武器で応戦するバットマンという構図は面白い!!

正義とは何かを考えさせられる・・・

正直、DC作品の傑作と言われているダークナイトに比べれば、そこまで考えさせられるようなものではない。ただし、スーパーマンにはスーパーマンバットマンにはバットマンの正義があり、そこは少し考えさせられる。

スーパーマンの弱い部分に胸キュン

また、スーパーマンが自身の行いや立ち居振る舞いについて悩むところはちょっとキュンとした。笑

ほか、アクションや映像は申し分ない。ストーリーもある意味類型的で、最後の思わせぶりなところもよくある演出でまぁ普通だった。同じDCで言えば、ダークナイトやジョーカーのようなガツンとくる衝撃は欲しかったな。